Z22 バッテリー交換

準備

  • バッテリーのヘタれたPalm Z22
  • 交換用バッテリー、2009年2月現在、国内で入手可能なものは、MobilePlazaのMugen Power Zire 21大容量内蔵バッテリー 850mAh(本体+送料=\1,029+\1,050=\2,079)
  • 工具
    • コジアケ
    • ワイヤストリッパ
    • ニッパー
    • T5トルクスドライバ
    • 精密ドライバー(+)
    • 半田ごて
    • カッター

作業手順

  • コジアケを使って、miniUSB部分のガワを取り外す
    • 本体上部側(miniUSB挿抜方向)に、コジアケを入れてこじ開ける
    • 「HALの不定期雑記」さんの分解記事では、背面側からこじ開けていますが、本体上部側(写真手前側)からの方がコジアケが入りやすいようです。
  • T5トルクスドライバを使って、2本のネジを取り外す
  • 本体外周の爪の見える部分を、自分の爪で強引にこじ開ける
    • 各辺2箇所ずつ、合計8箇所の爪がある
    • スピーカ用のケーブルが本体と裏蓋をつないでいるため、注意が必要
  • プリント基板が止めてあるネジを精密ドライバーで外す
  • プリント基板裏側のハードボタン類を取り除く
    • この作業は、バッテリー交換時の熱でボタンのゴムに影響を与えないために行う
  • プリント基板を元の通り取り付ける
    • 取り付けなくても良いが、完全分解していないため、色々くっついており、作業中安定しないと思われる
  • バッテリーの半田を外す
  • バッテリーの外側の被覆をカッターで切り、バッテリー本体を取り外してから、被覆を取り除く
    • バッテリーは、強力な粘着物でプリント基板に貼り付いているため、被覆が付いたまま取り外そうとすると、プリント基板を傷つけてしまう恐れがある
  • 交換用バッテリーを取り付け、元通り組み立てる
    • スピーカ用のケーブルを挟まないように注意する

確認

  • 半田付けした時点で、起動している
  • 時計はリセットされているが、本体メモリは保持されている(NVFS)ため、時刻あわせとタッチスクリーン調整を行う

その他

  • 初回〜数回の充電は、PCのUSBではなく、付属ACアダプタから行ったほうがいいかも(確実に給電されるため)
  • 取り除いたバッテリーは、処分する方が安心
  • 分解したついでにタッチスクリーン周辺を掃除しておくと、リフレッシュ感があって良い
  • 交換用バッテリーが品切れになる前に、何個か購入しておいた方がいいのか。3年後にもZ22は現役でいるのだろうか。

おまけ
Off FlushがVersion Upしていた(タイトルがOff Flush 2.00になる、Fastオプション有)。3年くらい気がつかなかったのか。