Ubuntu
じつは、初めてAT互換機を購入したときにWindows95のインストールにコケ、他に何かないかなーと、RedHat Linuxに手を出したことがあります。その頃のLinuxはクライアントOSとしては、ちょっと使いづらく...当時話題になっていたBeOSをインストールし、そのキビキビした動作と謳い文句にノックダウン、2年ほど愛用することに。その後、気になる(Plamo Linuxとか)ごとにLinuxをインストールしては消す、ということを繰り返していました。
ここのところ、GNOMEとかKDEのデスクトップのスクリーンショットを見ると、Mac OS Xばりに綺麗なフォントが表示されていたりして、気になっていました。そこで、便利なVMware Playerをインストールし、最近はやりのディストリビューションは何かなーと探しながら、標準のBrowser-Applianceをいじっていたのです。
このBrowser-Applianceに標準で入ってるディストリビューションはUbuntuというモノです。いじっていたら、languege-selectorなるものが。日本語を選択し、OKすると勝手にパッケージインストールが始まります。終わった頃には日本語Desktopに。日本語フォントが欠けているのか、漢字が表示されないのですが、アンチエイリアスのかかった綺麗な「ひらがな」と「カタカナ」が表示されています。
デスクトップテーマも落ち着いていて、なんとなく気に入り出してきます。そして情報収集すること30分。結構新しいディストリで、クライアントとしての使い勝手に注力したものらしい。日本語版、しかもVMware向けにパックされたモノがあるらしい。
早速ダウンロードし、環境の整備をすると、かなり使い勝手が良いことが判明しました。
以下、気に入ったところ。
- 環境設定:以前のようなテキストベースの設定が不要になっています。
- フォント:WindowsのClearType相当の機能がサポートされており、大変見やすいです。
- ブラウザ:Firefoxが使えます。プラグインも、いつも使っているモノを問題なく導入できます。Flash PlayerもOK→youtubeもOK
- 音源:普通に鳴る(昔は音を鳴らすにも大変だったのになー)。
- 軽快さ:昔はGNOMEを使うと、モッサリしてたのですが、いまではVMware上であってもサクサク動きます。
これから
- PIM管理用にPalmを使っているので、同期関連の使い勝手を調べたい(EvolutionとMultiSyncかな)
- 日本語フォントの模索。